食物負荷試験
アレルギーが疑われる食品を食べ、アレルギー反応の有無の確認を行ったり、アレルギー反応のある食品をどれくらいなら食べていいのかの判定などを行います。
アレルギー血液検査
血液からIgEの量を調べることでアレルギーの有無や程度を確認できます。
皮膚テスト（プリック）
プリック針と呼ばれる針で対象のアレルゲンを皮膚に少量入れ、アレルギーの有無とその程度を確認できます。
食物アレルギー
特定の食べ物などを食べた後、触れた後にアレルギー反応が起こる疾患です。症状としては、皮膚のかゆみ、じんましんなど皮膚に出ることが多いですが、嘔吐・下痢・呼吸困難・血圧の低下（ショック状態）など重症となるケースもあります。
花粉症・アレルギー性鼻炎
こどものアレルギー疾患の中でも多いのが、アレルギー性鼻炎（花粉症）です。ハウスダスト（ダニ・カビなど）が原因のものをアレルギー性鼻炎といいます。
花粉症はスギ花粉が主な原因とされていますが、ヒノキ、ブタクサなども知られています。スギ花粉・ダニには、舌下免疫療法がおすすめです。
喘息
ダニやハウスダスト、ペット、花粉、食べ物など様々なアレルギー物質により、呼吸器に症状として出るのが喘息ですが、こどもの場合には呼吸器感染症が喘息発作の引き金となることが多いです。
ゼーゼーやヒューヒューとした息遣いや特に夜間・明け方に呼吸が苦しくなるなどの症状が現れます。お薬を処方し、呼吸器感染症の治療と並行して症状の緩和や治療を行います。
アトピー性皮膚炎
皮膚のバリア機能が低下し、様々な刺激に皮膚が反応し、炎症が生じやすくなるのがアトピー性皮膚炎です。炎症に対しては、ステロイド外用薬の塗布や、保湿薬などのスキンケアを継続して行います。
ステロイド外用薬の使用に抵抗のある方のために非ステロイド性の外用薬もあります。